アイコン らでぃっしゅぼーや/中間期  利益取れず

会員向けの有機野菜の宅配をメインとする同社は、これまでの会員も不況により、価格はシビアーになっており、利益は厳しいものとなっている。
同社は、キューサイから離れてかなり会員を増やし、売上高も倍近くになっている。しかし、拡大も良いが、以前のNPOではなく企業としてやっていくならば、利益もそこそこに取れる体質作りが必要であろう。福岡進出は、過去の基盤があろうが、地元では結構強い福生協やグリーンコープとバッティングする。パワーのある人材を頭に置かなければ、パワー不足で失速する恐れも秘める。

同社は中間期について、食品業界につき、依然として消費者の節約志向は強く、販売単価は下落傾向であり、業種・業態を越えた競争が進行している。このような経営環境のもと、当社はビジョンで掲げる「こどもとお母さんにとって最も愛され信頼されている企業」となるべく施策を実施してきた。まず、定期品におきましては、メニューの大幅なリニューアルを行い、注文品におきましては、カタログの増ページや紙面構成のリニューアルを行うなど、マーケティングデータをもとに販促活動を強化し、売上の向上に注力した。さらに、お買い求めやすい価格帯の商品を取り揃えた「シンプルライン」シリーズを新たに投入し、若い世代やこどものいる世帯向けといった購買層を意識した商品ラインナップの拡充に努め、販売促進にも注力してきた。収支面についても、引き続き予算管理の徹底に努め、コストの削減を推進したとしている。
 

 非連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年2月期第②四半期
11,078
242
255
105
11年2月期第②四半期
10,942
63
79
1
前期②比
98.8%
26.0%
31.0%
1.0%
11年2月期通期予想
22,340
232
256
57
10年2月期実績
22,334
508
536
227
対前期/予想比
100.0%
45.7%
47.8%
25.1%

[ 2010年10月12日 ]
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