アイコン 電炉の東京製鐵/中間期 しんどい状況続く

同社は、当7月~9月期においては、田原工場の生産数量が予定を大きく下回って固定費負担を吸収できなかったこと及び8月~9月にかけて原料鉄スクラップ価格が製品価格の上昇を上回って値上がりしたことにより、期間損益が当
初予想に比べ悪化した。9月末に鉄スクラップ価格が下落に転じ、期末で在庫評価に関わる低価損を計上したこともあって、第2四半期累計期間の経常損失が百万円となり、四半期純損失百万円の赤字計上を余儀なくされたとしている。

非連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第②四半期
55,131
3,294
3,522
1,648
11年3月期第②四半期
79,183
-1,516
-1,540
-2,485
09年3月期第②四半期実績
278,426
53,408
55,303
32,252
10年3月期第②四半期実績
105,670
-3,412
-2,910
-6,785
11年3月期通期予想
161,000
1,000
1,000
1,000

09年期と10年期の売上高は▲62.0%ダウンとすさまじい落ち込み方であった。これがリーマンショックによる建築現場に対する影響の現実である。

[ 2010年10月20日 ]
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