広島ガス/中間期 円高で上方修正 循環取引の広島ガス開発の再生計画認可
前回発表予想(通期) 原油価格(ICP)80$/bbl、為替レート(TTM)95円/$
今回発表予想(下期) 原油価格(ICP)80$/bbl、為替レート(TTM)90円/$
(注)ICPとは、インドネシア産の原油価格を決定するために創出されたマーケット連動型の価格フォーミュラ。
通期では、もっともっと儲かることになるはず。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
11年3月期第②四半期前回予想 | 34,000 | -200 | -200 | -200 |
11年3月期第②四半期今回予想 | 34,000 | 1,400 | 1,600 | 800 |
10年3月期第②四半期実績 | 70,524 | 3,067 | 3,106 | 2,083 |
11年3月期通期予想 | 73,000 | 2,900 | 3,000 | 1,700 |
前期より売上高が上がり、為替益まで発生して、営業利益が下がるということは考えられない。いい加減な通期予想であろう。同社のリリースにはその原因説明はなされていない。
破綻させた広島ガス開発㈱の再生計画認可の中身
<弁 済>
(1)第1 回弁済
第1 回弁済として、再生計画認可決定確定後1 ケ月以内に、確定再生債権元本の20%に相当する金額を支払う。
(2)第2 回弁済
未確定再生債権の全てが確定した後、速やかに、弁済原資から共益債権及び一般優先債権を弁済した残額を、再生債権の元本に按分して支払う。
なお、本日(平成22 年10 月19 日)時点における確定再生債権元本等の額は約56 億円、
未確定再生債権の額は約44 億円である。
・広島ガス開発は、平成21 年12 月1 日付で当社の連結子会社である広島ガステクノ㈱へ事業譲渡を実施、平成22 年8 月31 日付で既に解散している。
・未確定再生債権については、広島ガスを相手取り裁判が行われている。
[ 2010年10月20日 ]
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