アイコン 【長崎・諫早干拓問題】第14代 農林水産大臣 鹿野道彦 閉門 第52代 農林水産大臣 鹿野道彦 開門

諫早干拓「時代に逆行するような選択を長崎の方がされるのなら、民主党政権は長崎に対しそれなりの姿勢を示すだろう」といったのは長崎知事選前の石井一氏だったか。
敗北後に協力しなかった農協に、参院選へ向け「今後は予算で農協を干し上げていく」と脅しした民主党幹部とは誰だったのか(多分山田氏だろうが)。

江戸の仇を長崎で、まさしく長崎県と長崎農協を討ち取った民主党だが、後のことを考えないのは、普天間をガタガタにした鳩山元総理だけではなかった。
民主党全体が近視眼的なのであろう。
 
15日、国営諫早湾干拓事業(諫干)の潮受け堤防開門を国に命じた福岡高裁判決に対し、菅直人首相が上告を断念し、開門へとかじを切った。
まるで、聖書をかざしイスラエルを我が物としたユダヤ人のように、現地ですでに営農している人らを切って捨てたのである。

営農者らは苦悩の言葉を吐き菅民主党政府への怒りの声を上げている。

責任者であろう現農林水産大臣の鹿野道彦は、平成元年(1989年)の諫早湾干拓事業着工のときの農林水産大臣でもある。
一体何がしたいのか?
見識も理念も責任感もまったくない民主党そのもののような政治家である。

開門すれば、汚水で周辺の海を汚し、代わりに入ってくる海水で農地は塩害でダメになるであろう。
それも、1957年に諫早市で586人の死者と行方不明者を出した諫早大水害が再発する恐れもある。
菅政権は、自民党と先の選挙の恨み、さらにはポイント稼ぎのためだけに開門を決定したのではないか。

開門後に流れ込む干拓のヘドロは、鳩山・小沢・仙谷以下民主党の全ての議員の愚かさの具現化であろう。
 

[ 2010年12月16日 ]
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