三菱商事流通子会社再編・菱食が明治屋商事・サンエス・FSNを吸収 2兆円企業へ
三菱商事は、連結子会社の菱食を核に明治屋商事・サンエス・FSNを株式交換により吸収合併させることを発表した。また、菱食は連結子会社のリョウショクリカーを吸収合併する。
交換比率は、菱食1に対して、明治屋商事8,058・サンエス0.165・FSN107,439。
なお、合併効力発生日は2011年10月1日。
それぞれの売上高は、菱食が13,847億円(主な販売先:ローソン・イオン・イトーヨーカドー)、明治屋商事の3,051億円(マルナカ、ライズ)・サンエスは2,034億円(ローソン・西友)・FSN3,129億円(ローソン・ミニストップ)である。
これまでの食品卸ランクでは、国分(1兆4,273億円)、菱食(1兆3,847億円)・日本アクセス(伊藤忠系、1兆3,605億円)と続いていたが、今回の三菱系の大同合併により、菱食は2兆円の売上高を超えてくるものと思われる。
[ 2011年2月19日 ]
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