アイコン ジャルコ(6812)/銀行口座差し押さえ喰らい株価急落

まだ上場企業である同社は、赤字がずぅっとずぅっと続き、経営不振状態が続いているが、一応年商39億円を売上げるAV用コネクター関連の大手である。潰れないのは増資という錬金術によるものである。
そうした同社が、銀行口座の差し押さえを受けた。情報がどこから漏れたのか26日の2時半ごろから株価は量も大きく急落している。臭い人たちが売って儲けたのかも知れない。

1.発生の経緯
当社は平成23年3月22日付「和解による訴訟の解決に関するお知らせ」でお知らせしましたとおり、当社元代表取締役山川ヤス子氏との間で、金85百万円を5月31日までに支払うことで和解が成立しておりました。この和解金の支払いに関しましては、5月2日までに金65百万円を支払った場合、残りの20百万円は免除されることとなっていました。
しかしながら当社は、当座の運転資金の確保をすべく5月2日には支払いをせずに、5月31日まで一括して金85百万円の支払をすることで交渉を進めておりましたが、本日、当社預金の一部が差押口へ移管されるという事実が発生いたしました。

2.今後の見通し
5月27日に65百万円を支払うべく40百万円は当社代表取締役が準備し、25百万円は当社預金より支払う予定であります。それにより、当社口座から差押口に移管された預金を当社口座に返還されるよう東京地方裁判所に差押解除の申請がされる予定であり、月末までに残金の20百万円についての債務を支払う予定でおります。

同社は、同社の元代表取締役山川ヤス子氏への支払いを和解事項である5月2日までに65百万円支払っておらず、期限の利益を喪失しており、5月31日までに支払うべき額は85百万円になる可能性もある。弁護士の考え方と差し押さえの金額次第であろう。
 

ジャルコ 株
[ 2011年5月27日 ]
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