アイコン スイス・フラン高に目標設定して強烈介入示唆 日本も目標設定を

EUの通貨危機や米国の不況対策によるドル垂れ流しにより、世界のハゲタカが日本円やスイス・フランへ矛先を向け、高騰させているが、日本のバカ政権と違い、スイスの国立中央銀行は6日、ユーロに対する同国通貨スイス・フランの上昇に歯止めをかけるため、1ユーロ=1.20フランの上限目標レートを設定、この水準を達成するまで無制限の介入を実施すると発表した。
最下表のように、当発表がなされるやいなや、ハゲタカどもは一目散にスイス・フランを売り逃げ、瞬時に目標ラインの1.20フラン(発表前相場から約10%安)に至っている。

主要国中銀が無制限介入を打ち出すのは異例だが、小国スイスも精密機械や医薬品などの輸出産業で成立しており、スイス・フラン高は、輸出の競争力をなくすばかりか、海外逃避も懸念され、それほど国家危機として、今回の行動を取る。

一方日本は、85円を割り込んだ時にやっと介入したものの、目標設定もせず、欧米から介入を批判されたことからチンタラ介入。ハゲタカの攻勢が更にエスカレートして77円前後の現在がある。おとなしいハキのない白川では駄目。馬鹿げた円高救国論者のミスター円「榊原」など売国奴が政権の糸を引っ張っており、チョン切るしかない。

日本は円高をどこまで容認するのであろうか、50円まで? 日本の輸出関連製造業者は既に海外移転するしか生き残る道はなくなっている。そうした企業の製造業に従事する労働者は労働市場に輩出され、失業率は悪化するばかり、日本は完全に衰退していく。

今でも町工場の輸出関連企業がいくらでも潰れているが、今後、海外移転比率の低い中・大企業も音を上げてくる。原発水素爆発で青息吐息の日本の円を高騰させる馬鹿者のハゲタカ資金の流れであり、アメリカの経済回復が明確にならない限り、EUの通貨危機が払拭されない限り、このままではこうした円高の流れを喰い止めることはできない。現状止めるには「明確なる目標設定」と平行した持続「介入」であり、ハゲダカどもに「円を買っても損するぞ」と認識させることが必要である。

しかし、新自由主義者の巣窟である松下政経塾一派が日本の政権を奪取したことから、目標設定しての為替市場介入などさらさら望めようがない。

株価チャート  

[ 2011年9月 7日 ]
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