アイコン 井筒屋/2月期中間期 営業益6.7%増 だが・・・

同社は、中間期に付き、次のように説明している。
本年も昨年に引き続き、売上高の減少が継続しても、営業利益を確保できる抜本的なコスト構造の転換をおこなっている。
 一方、財務面は、遊休資産の売却を進め、キャッシュ・フローの増大に努め、その一環として、本年8月に黒崎店別館土地の売却を決定した。

 また、当期間において、東日本大震災への復興支援として、義援金の募金活動や支援物資の提供をはじめ、「東北みちのく物産展」や「頑張れ東北・日本酒フェア」を開催、多くの方々に賛同いただいた。
 本店においても、3月に“ナチュラル&オーガニックコスメ”をセレクトした「エクラ ナチュレ」をオープンし、新規顧客の獲得と集客力の向上に努めている。
 コレット(小倉そごう跡)においては、4月に人気カジュアルブランド「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」をオープンし、引き続き本店との品揃え面での棲み分けに努めている。

山口店は、食品フロアにおいて開催した「木曜感謝祭」を3月より全フロアに拡大し、近隣商圏からの来店頻度の向上に努めている。また、4月より毎月15日に当社ハウスカードでありますウィズカード会員を対象とした「いいご縁の日」を開催し、顧客の固定化に努めている。
 第2四半期連結累計期間におけるグループ業績は、売上高は前年を下回る424億75百万円となったものの、大幅なコスト削減をはじめとした収益構造の転換により、営業利益15億76百万円、経常利益12億92百万円となった。
四半期純利益は、固定資産売却に伴う「減損損失」および「資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額」等の特別損失の計上があり4億35百万円となったとしている。
 ただ、通期では、営業利益も大きく前期より落ち込むとしており、中間期の勢いをそのまま継続してもらいたいものである。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年2月期第2四半期
44,014
1,477
1,154
1,104
12年2月期第2四半期
42,475
1,576
1,292
435
前年同期比
96.5%
106.7%
112.0%
39.4%
12年2月期通期予想
84,900
2,600
2,000
500
11年2月期実績
90,566
3,268
2,577
2,503
10年2月期実績
96,709
724
277
-3,308
09年2月期実績
109,006
-184
-156
-4,888
通期予想/前期比
93.7%
79.6%
77.6%
20.0%
12年2月期第2四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
70,462
6,070
6,070
8.6%
 
[ 2011年10月 4日 ]
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