タイ大洪水第10弾 北部より水引き始める やっと乾季に入った
チャオプラヤ川が、上流域に7月から長らく降った豪雨により、洪水を引き起こし、バンコク北部の工業地帯が洪水により水没した。現地は、当局から立入禁止になるなど、進出日本企業に大きな影響を与えている。
被災したバンコク北部の工場団地の多くは、平原で高低差が少なく、完全に水が引くには、1ヶ月以上かかるとの報道もなされている。
また、高低差が少ないチャオプラヤ川は、満杯状態に陥ったダムの放流も重なり、大洪水をもたらしながら徐々に徐々に南下、28日から30日の大潮とも重なり、海岸にある首都バンコクを襲っている。
しかし、明るいニュースとして、北部、東北部などにおいては、既に乾季に入ったという。降雨は減少し、貯水ダム等が放出する水の量も減らされてから日々も経ち、チャオプラヤ川の洪水は、峠を越えたようだ。
乾季に入って、豪雨が降らない限り、被災した北部の工業団地は、以外と水の引きが早くなるものと思われる。
当写真はタイ国北部に進出しているウェッジホールディングスが伝えたもの。
左はチャオプラヤ河に近く、1Mほど浸水していた場所、急造の土堤に守られて右側には浸水しなかった。11月1日では水が引いている。
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