アイコン 日本乾溜工業(元北九州市・福岡市)/9月期決算 新社長に沢井専務昇格へ

交通安全施設工事の同社の9月決算は、建設事業における工事は、前期のような大型の交通安全施設工事の完成はなかったものの、注力していた既存構築物のメンテナンス工事が前期を上回り、また、平成22年5月に子会社化した工事会社の完成工事高が寄与し、前期を若干上回ることができた。しかしながら、建設工事関連の資材販売は、公共事業の縮減の影響により低調に推移した。

以上の結果、建設事業の売上高は105億73百万円(前期比▲2.8%減、3億8百万円減)、営業利益は6億26百万円(同▲40.4%減、4億25百万円減)となったとしている。
国の予算は、国会議員と公務員の給与予算食われ減るばかり、公共投資需要が減ずるなか、同社もメンテナンス事業や更新需要にシフトしているようだ。

<新社長に県立大村工業高校卒の沢井博美氏就任>
12月21日開催予定の定時株主総会後の取締役会議で、内倉社長は取締役会長に就任、専務取締役事業本部長の沢井博美氏が社長に就任する。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年9月期
12,535
738
752
688
11年9月期
12,333
453
471
453
前中間期比
98.4%
61.4%
62.6%
65.8%
12年9月期予想
11,000
160
148
130
09年9月期実績(非連)
9,944
157
159
173
08年9月期実績(非連)
10,652
220
216
219
来期(12)予想/今期比
89.2%
35.3%
31.4%
28.7%

 
[ 2011年11月17日 ]
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