同社は昭和５８年３月設立のセメント、生コン、骨材販売業者。ゼネコンや生コン業者・建材会社などを対象に、平成２３年３月期には約１９２億円の売上高を計上していた。
しかし、セメント価格の上昇などにより、採算性が悪化する中、建設不況や東日本大震災の影響から、生コン会社やゼネコンからの売掛金の回収が長期化、資金繰りが悪化していた。
そうした中で㈱大石などに対して不良債権が多発、これまで資金繰りを支えてきたものの限界に達し、今回の事態に至った。