大王製紙 韓国版 SKグループ首席副会長の逮捕状
ソウル中央地検特捜1部は12月23日、横領の疑いで、崔再源(チェ・ジェウォン)SKグループ首席副会長の逮捕状を請求した。
調べによると、2008年にSKグループ系列企業が、ベンチャー投資ファンドのベネクス・インベストメント・ファンドに投資した497億ウォン(約33億7000万円)が、マネーロンダリング(資金洗浄)を経て、崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長(51)の先物投資に使われ、弟の崔副会長はその過程を主導した疑い。
また、
1、他の系列会社の資金で、495億ウォン(約33億6,000万円)をファンド口座に入金し、穴埋めを行った疑い。
2、ベネクスの資金220億ウォン(約14億9,000万円)をH貯蓄銀行に預金し、それを担保として、221億ウォン(約15億円)の融資を受けるよう、ベネクスのキム・ジュンホン代表(46・起訴済み)に指示した疑い。
3、ベネクスの資金230億ウォン(約15億6,000万円)を使い、自分が他人名義で保有する株式を適正価格の8倍以上で買い取るよう、キム代表に指示した疑い――などが持たれている。
崔副会長に対する逮捕状の審査は、12月27日午前、ソウル中央地裁で行われる。
SKグループは、石油精製や移動体通信の会社を軸に持つ韓国の財閥。
SKグループでは、2003年2月22日に崔泰源(チェ・テウォン)会長が、特定経済犯罪加重処罰法の背任容疑で逮捕されていた。
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