金正日総書記死去によりソウル株式市場急落 韓国非常警戒態勢
<株式市場一時90ポイント安>
19日のソウル株式市場は、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、69歳)総書記が心筋梗塞で死去したとの公式報道を受け、株価が急落。韓国総合株価指数(KOSPI)、前週末比63.03安の1776.93で取引を終え3.43%ダウンした。
また、為替も有事に強いドルに対してウォン安となった。1ドル 0.000851ウォン。
<韓国軍>
韓国軍は19日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去を受け、万一の事態に備え、非常警戒態勢に入った。
合同参謀本部は同日、金総書記死去が報じられた直後、危機対策班、作戦担当部署の関係者を緊急招集し、警戒態勢の強化について協議した結果、全軍に非常警戒態勢を指示した。
韓国軍は前線地域にRF4C偵察機などを増派し、北朝鮮に対する監視を強化するとともに、米軍も軍事境界線上空でのU2偵察機による活動、人工衛星による情報収集活動を強化することにした。
韓米両軍は、対北朝鮮防衛準備態勢である「デフコン」を第4段階から第3段階に引き上げることと、対北朝鮮情報監視態勢である「ウォッチコン」を第3段階から第2段階に引き上げることも検討している。
ウォッチコンが引き上げられれば、偵察機の飛行回数が増え、情報分析要員も大幅に増員される。
韓国軍合同参謀本部によると、前線で北朝鮮軍による異常な動向は見られないという。
日本の偵察衛星は、軌道上に落ち着いたのであろうか。予想が全くできない朝鮮軍であり、向こう3ヶ年間朝鮮軍の動きを細かく偵察していく必要がある。
<北朝鮮滞在韓国人902人>
韓国統一部(省に相当)によると、北朝鮮に滞在中の韓国人は、開城工業団地に879人、開城市にある高麗時代の王宮「満月台」の復元工事現場に13人、黄海北道江南郡に10人(対北協力民間団体協議会)の計902人。安全確保が急務となっている。
どうのこうの言ってもこんなに韓国人が同胞の北朝鮮で仕事をしている。
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