アイコン 中国電力 4億5千万円使い込まれました 社員横領

中国電力広島市にある中国電力の子会社中国企業(株)で、経理を担当していた元社員が、会社の売上金を約2億9,000万円着服したことが判明。
同社は、当該の社員を懲戒解雇するとともに、近く、業務上横領の疑いで警察に告訴する方針。

同社は、主に中国電力グループの社員を対象に損害保険や個人旅行などの取り扱いをしており、旅行部門で経理を担当していた37歳の元男性社員が、旅行代金などの売上金の一部を会社の口座に振り込まず着服していたという。

金額はこれまでにわかっているだけで平成19年からの4年間でおよそ2億9,000万円にのぼる。

元社員は当時、経理処理を行うシステムの責任者を務めていて、着服した売上金が入金されたようにデータを改ざんしていたが、去年5月に売上金不足が発覚。元社員は「着服した金はすべてギャンブルに使った」と話しているという。
同社は去年10月に懲戒解雇していた。

会社側によりますと、このほかにもおよそ1億6,000万円の売上金が不足していて、元社員が関わった疑いが強いとして、業務上横領の疑いで近く警察に告訴する方針。

中国企業株式会社:広島市中区小町4番33号(中国電力ビル内)
中国電力の100%子会社
設  立:元 中電不動産として1961年10月設立された。合併等を経て現在の社名に。
資本金 :1億454万5千円
社員数 :321名
業 種 :保険、リース・緑化・旅行・不動産管理業など


1人の社員に、最大4億5千万円も盗っとされるとは、「やらせ」や「原発定検しない」中国電力の内部牽制制度が、如何に杜撰であるかを世に再び知らしめるものである。

中国電力は牽制制度の杜撰さを突かれたのであり、その責任は親と子会社の役員にある。
当該社員も巨額であり、使い勝手もあったろう。「流川」「薬研堀」界隈では必ず有名人になっていたはずだ。そうした情報取りも社員管理の一環で必要である。

[ 2012年1月21日 ]
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