アイコン 長崎国体会場の体育館工事中断、業者が虚偽生コン使用

投稿者=ムツゴロウ

諫早体育館12月7日の市議会一般質問で、中野太陽議員(共産)が今後の対応をただしたのに対し、市側は「早急に方針を固めたい。発注通りの完成を求める」としていた。
諫早市は市議会で「発注通りの完成を求める」と、約束しています。市議会との約束は市民との約束です。
現 在、建築中の新体育館は日本工業規格(JIS)に認証された欠陥施設です。諫早市は堀内組に工事契約書通りの完成を要求するべきです。体育館は教育施設で す。虚偽は勿論、汚れた大人達の都合をこども達に押し付けないでください。国体に間に合う、間に合わないよりも、正しいか、正しくないかを基準にして決断 してください。

http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/20111208-OYS1T00212.htm
長崎国体会場の体育館工事中断、業者が虚偽生コン使用(2011年12月8日  読売新聞)

工事が中断された新体育館 諫早市体育館の新築工事で、建材のコンクリートを納入した同市の「みのる建材」が品質の劣る砂利を混ぜていたとして、日本工業規格(JIS)の認証を取り消された。このコンクリートは体育館の壁に使われており、耐久性に影響する可能性があることから、市は工事の一部を中断して対応を検討している。

 市によると、新体育館は鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積は約1万3800平方メートル。1968年に完成した現体育館(約4000平方メートル)が老朽化し、手狭にもなったため、昨年9月に別の場所の県立総合運動公園内で建設が始まった。総事業費は約22億円で、2014年の長崎国体ではフェンシング競技の会場に予定されている。

 コンクリートは、工事を受注した建設会社2社の共同事業体(JV)が県央生コンクリート協同組合(諫早市)を通じて、市内の4社から調達。うち3社は、市が指定したひび割れしにくい品質のものを納めたが、みのる建材は品質の劣る砂利を使っていた。

 市に10月末に情報提供があり、問題が発覚。みのる建材は納入の際、コンクリートは指定通りの品質とする虚偽の書類を提出しており、JISの登録認証機関の日本建築総合試験所(大阪)が今月6日付で認証を取り消した。JV側の調査に対し、みのる建材は「これまで使ってきた砂利のほうが、ひび割れを起こしにくいと判断した」と説明したという。

 問題発覚を受け、市は11月から工事を中断し、藤山正昭副市長をトップとする市幹部らの調査検討委員会を設置。使用済みのコンクリート約4700立方メートルのうち、約2100立方メートルがみのる建材のもので、市は外部の専門家の意見を聞きながら、工事のやり直しや損害賠償請求も視野に対応を検討する。

 新体育館は当初、来年2月に完成する予定だったが、用地の造成に伴う残土処理などに手間取り、同6月まで延期されていた。今回の問題で、さらにずれ込む見通しという。

 7日の市議会一般質問では、中野太陽議員(共産)が今後の対応をただしたのに対し、市側は「早急に方針を固めたい。発注通りの完成を求める」とした。

(2011年12月8日  読売新聞)
 

[ 2012年2月 1日 ]
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