３月２８日、長崎空港で全日空系格安航空会社（ＬＣＣ）のピーチ・アビエーションの旅客機の脱出用スライドが誤って作動するトラブルがあり、会社は機体整備のため２８日と２９日、長崎と関西空港を結ぶ路線などの欠航を決めた。

２８日午前８時半ごろ、長崎空港で、関西空港行きのピーチ・アビエーションの旅客機が、ボーディングブリッジに接続した状態で機体前方のドアの脱出用スライドが作動するトラブルがあった。
　脱出用スライドは、ボーディングブリッジとの隙間に挟まって止まり、広がることはなかった。しかし、このトラブルでピーチ・アビエーションは２８日、長崎と関西空港を結ぶあわせて３便を欠航。２９日も機体の整備が間に合わないため、長崎と関西空港を結ぶ２往復４便が欠航とした。