食品卸の旭食品・カナカン・丸大堀内の3社が経営統合へ 年商6,100億円に
高知県南国市に本社のある食品卸会社「旭食品」と金沢市に本社のある「カナカン」、青森市に本社のある「丸大堀内」の食品卸会社3社が地域を越えた 商品の調達や物流の効率化を強化するため、来年2月をメドに共同の持株会社を設立して経営統合に向けた協議を始めることで基本合意した。
今後、経営陣の体制や事業の再編など経営統合に向けた具体的な検討を進めていく。3社は互いに商圏が重ならない地域を越えた経営統合を進めることで、多彩な商品調達や物流効率化などを強化したいとしている。
今回の経営統合は、地方への進出を強める大手の流通業に対抗する狙いがあるものと見られ、地方の流通業の戦略にも影響を与えることが予想される。
3社の統合が実現すると売上高が、年間6,100億円余りの食品卸グループが誕生することになる。
[ 2012年7月 5日 ]
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