上場廃止/ホッコクとプリヴェ企業再生グループ
大証は10日、ホッコク株を8月11日付で上場廃止と発表した。同社は非上場会社との合併により実質的な存続性が失われた可能性があるとして、監理銘柄 (確認中)に指定されていた。「上場維持に必要な手続きを期限までに申請できない」と同社が10日開示したため、上場廃止が決定した。株主や旧経営陣と クーデターを成功させたオーナー側の現経営陣の間で何種類も裁判がおきていた。もうおしまいだろう。
また、大証は、プリヴェ企業再生グループ株も8月11日付で上場廃止と発表している。同株は実質的存続性の喪失の可能性があるとして監理銘柄(確認中)に指定されていた。上場維持に必要な審査の申請が行われないことが確認されたため、上場廃止が決まった。
両方の株は、一部の投資家たちが知ってか株価を意識的に吊上げ、売り抜けたとも思われる。
FCチェーン「札幌ラーメンどさん子」のホッコク株は、前日の24円から36円まで大幅に値上がりし、上がったところから28円まで下げ終了。本日どうなることやら。
一方、プリヴェ企業再生グループ株は、前日22円から10日は45円まで棒上げ、終値41円でも86.36%の大幅値上がりのまま終了している。本日は目も当てられないか、おもちゃにされ さらに上げるか、雷様が落ちるだろう。
両社ともボロ株であることには変わりないが、10日大口で便乗した人たちは今日は眠れなかっただろう。
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