アイコン 栄光H株主総会 進学会提案否決 近藤社長とZ会加藤会長と組む

栄光ホールディングス(栄光H)の近藤社長は株主総会を悠々自適に乗り切ったようだ。
筆頭株主である進学会の平井社長が述べている栄光Hの近藤社長に騙されたという栄光Hの株式購入、進学会も統合なり吸収なり下心はあったと思われるが、栄光Hの近藤社長には、クーデターともいわれている前回の社長交代劇の経験があり、今回その経験が充分生かされた。

進学会とZ会=増進会(2社で6割弱の株となる)の共同提案を、仲違いさせることに成功し、Z会が共同提案を否定するという見事な勝ちっぷりであった。(Z会は最初からそうした戦略であったかもしれない、そうであればしたたかである。)
Z会にしても2人の取締役を就任させることに成功しており、今後、栄光Hの会社内容がすべて加藤会長に報告されることになる。

しかし、腹が白いZ会の加藤会長は、近藤社長より上手であり、今後とも進学会が指摘しているような不正に至るとも思われる双方からのM&Aや出資、貸付など、一般株主にとって、目が離せない状態になったともいえる。

金のなる木である教育産業企業の栄光ゼミを、お二人で私物化もしくはおもちゃにすることだけは上場企業として・・・・・・。一度あることは二度あり三度ある、何度でもある。
進学会にしても、筆頭株主として、怒りがおさまらないと思われる。

栄光Hは次の通り発表した。


当社は、平成24年6月27日開催の定時株主総会並びに同日開催の取締役会において、役員人事につきまして、下記のとおり決議いたしましたので、お知らせいたします。

(1) 取締役
1、近藤好紀代表取締役社長/グループ事業戦略部担当、グループ総務人事部、グループ広報部担当

2、関田美三男取締役副社長/グループ経営管理部担当、グループ経理部担当、グループ会社事業推進担当

3、秋山哲治(新任)取締役/㈱Z会常務取締役

4、是枝正隆取締役/グループ会社事業推進担当

5、佐藤紀史夫(新任)取締役(非常勤)/㈱Z会取締役

(2) 監査役
1、上野進常勤監査役

2、沖信春彦社外監査役

3、飯塚要社外監査役

4、金子智朗(新任)社外監査役

[ 2012年6月28日 ]
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