アイコン ビジネス・ワンホールディングス/第一四半期 順調のようだ

同社の第一四半期は、

1、 不動産事業:緩やかに回復しつつある景気を背景に、買取物件再販事業は堅調に推移し、セグメント業績を底支えした。
一方、競売落札事業において売上高は順調に推移したが、売却利益を計画どおり確保する事ができず、当第1四半期連結累計期間における不動産事業の売上高は5億5,568万3千円(前年同期比25.8%増)、部門営業利益6,895万6千円(同31.5%減)となった。

2、マンション管理事業
 業界の競争激化の影響により、マンション管理事業部門の業績は非常に厳しい状況が続いているが、業界最大手の「株式会社大京アステージ」との業務提携に基づき、抜本的なインフラの再構築をすすめるとともに、新しいマンション管理の受託を目指し企業基盤の強化を図っている。また費用対効果を意識した経営を行い、より一層の収益管理を徹底していく。

当第1四半期連結累計期間におけるマンション管理事業の売上高は、2億3,820万8千円(前年同期比6.2%増)、部門営業損失▲290万7千円(前年同期はセグメント損失415万5千円)となった。
 
3、賃貸事業
同社グループが保有する賃貸等不動産による賃料収入事業を行っている。当第1四半期連結累計期間における賃貸事業の売上高は2,232万7千円(前年同期比1.6%増)、部門営業利益1,026万3千円(前年同期比2.0%増)となった。
 
4、ソフトウェア事業
当第1四半期連結累計期間においては、販社最大手である「株式会社リコー」の売上が減少し、ソフト売上の減少とともに保守関連売上も減少した。今後は引き続き保守関連サービスを積極的に推し進めるとともに、マンションデベロッパー向けの基幹システム販売を強化施策として取り組み、業績回復を目指していく。
当第1四半期連結累計期間の売上高は3,025万0千円(前年同期比▲8.7%減)、部門営業利益474万8千円(同▲62.3%減)となった。
 
⑤ファイナンス事業
法人向け不動産担保ローンを主として行っている。当第1四半期連結累計期間の売上高は214万3千円(前年同期比39.1%増)、部門営業利益は41万3千円(同259.3%増)となった。
 
⑥その他の事業
子会社の増加による経営指導料及び事務委託手数料等が増加したが、事業拡大等による経費増加により、当第1四半期連結累計期間の売上高は5,338万6千円(前年同期比8.8%増)、部門営業損失は120万0千円(前年同期の部門営業利益は707万8千円)となったとしている。
 
思ったより、堅実経営に徹しているようだ。
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第1四半期
710
108
100
79
13年3月期第1四半期
836
61
55
53
前年同期比
117.7%
56.5%
55.0%
67.1%
13年3月期予想
3,000
200
170
160
12年3月期実績
2,403
181
148
112
11年3月期実績
2,135
114
66
40
10年3月期実績
1,015
42
19
15
今期予想/前期比
124.8%
110.5%
114.9%
142.9%
 
主要株主も落ち着いたようだ。
株主構成   平成24年3月31日現在
氏名又は名称
持株数
割合(%)
平本 敏夫
8,000
19.28
(有)ゴー
7,812
18.83
尾﨑 朝樹
4,000
9.64
西武ハウス
4,000
9.64
九州リースサービス
3,500
8.44
(有)U・Hプランニング
1,800
4.34
九州セントラルリゾート
1,800
4.34
大穂 義弘
1,000
2.41
クリエイティブマネージメントコンサルタンツ
1,000
2.41
内藤 建三
713
1.72
33,625
81.05
 
[ 2012年8月 1日 ]
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