アイコン リクルート/米求人サイトのインディードを買収

ニューヨーク・タイムズは25日、傘下の求人ウェブサイトのインディード・ドット・コムの保有株式を日本のリクルートに売却すると明らかにした。

ニューヨーク・タイムズはこれに伴い、第4・四半期に税引き後で約1億ドルの利益を計上する。

インディードの共同創設者であるポール・フォスター氏は24日、数ヶ月にわたる交渉を経て同社を売却することになったと述べていた。売却額は明らかにされていない。

インディードの主要株主は、ニューヨーク・タイムズとユニオン・スクエア・ベンチャーズで、アレン・アンド・カンパニーも少数株式を保有している。

ニューヨーク・タイムズはこれまで、ケーブル・ネットワーク、雑誌、新聞、スポーツチームなどを傘下に持つメディアコングロマリットだったが、過去2―3年は広告収入の落ち込みを受け、事業の合理化や現金確保のため資産売却を進めている。

NYTだけで1億ドルの特益計上であり、数百億円の買収価格と見られる。

Indeed(インディードドットコム)
Indeedは求人情報専門のメタ検索エンジンを運営。単独の分野に特化した検索エンジンとしては、垂直検索の一例でもある。求人サイト、新聞などのメディア、各種団体、企業の採用ウェブページなど、数千のウェブサイトを巡回して求人情報を収集している。
検索結果は、求人情報が実際に投稿されている掲載元へリンクしており、求職者は掲載元で求人情報の詳細を閲覧し、求人への応募も掲載元で行う。Indeedが応募や採用に関与することはない。
検索結果の表示画面の広告掲載により収益をあげており、求職者は無料で求人情報検索やそれに付随するサービスを利用できる。
2010年4月– 世界7大陸すべてでサービスを展開する初のウェブサイト。
 

[ 2012年9月26日 ]
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