アイコン 国分/福岡大同青果ほか青果物卸大手の八社会と業務提携

国分は10月17日、全国の有力青果物卸売会社で組織する八社会のメンバー各社と、青果物流通に関する業務提携をしたと発表した。

<業務提携の目的>
国分は、農産事業を強化事業と位置づけ、昨年、東京青果(株)と業務提携を実施し、各種取り組みを積極的に進めたことで、首都圏エリアを中心に農産事業が拡大した。
今般、この取り組みを全国に展開し、東京青果(株)ほか全国の有力青果物卸売会社7社で組織する八社会のメンバーの東京青果、丸果札幌青果、東京千住青果、東京多摩青果、横浜丸中青果、名果、大果大阪青果、福岡大同青果の各社と流通基盤の強化を図ることを目的に業務提携契約を締結した。
八社会メンバー各社は、全国主要都市にある中央卸売市場の中核企業です。同社の各支社と当該エリアの八社会メンバー各社が連携を強化し、各々が保有する経営資源やノウハウを共有・相互補完することで、当社及び八社会メンバー各社の業容拡大を図る。また、八社会メンバー各社の農産物調達力と同社グループの物流・情報ネットワークを組み合わせ、新しい青果物流通の創造を目指す。


<業務提携の内容>
具体的な業務提携の内容として、
(1) 物流系テーマ、
(2) 情報系テーマ、
(3) 商品系テーマ、
(4) 加工系テーマ、
(5) 販売系テーマ
の各テーマを掲げ、その詳細については制限を設けずに多角的に検討し、順次拡大していく。また、各テーマの検討・推進にあたり、その基本方針を決定し今後の各種活動を円滑に進めるための協議会と、個別テーマを具体的に実施するプロジェクトを組織します。更に、必要に応じて人材交流・人材派遣を実施し、取り組み成果の早期実現を図るとしている。

国分は、日本の流通市場がスーパーや大型量販店に集約されていくなかで、強力な中間流通網を構築、卸売業者として確固たる地位を占めている。その領域は食品事業にとどまらず、薬品・魚類・青果まで関わる領域を拡げ、拡大を続けている。

[ 2012年10月23日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップへ

サイト内検索