アイコン イオン/カルフールマレーシアを買収へ 同国最大に

イオンは、小売業ではウォルマートに続く世界第2位の仏カルフールのマレーシア事業を買収する方向で検討している。買収総額は数百億円に上るとみられる。
カルフールは、マレーシア大型スーパーを26店舗展開、一方、イオンは、マレーシアで29店のショッピングモールやスーパーを展開しており、イオンがカルフールのマレーシア事業を買収した場合、マレーシアの小売業として最大規模となる。

イオン傘下の「イオンマレーシア」は、2011年の売上高は778億円、純利益は50億円。
イオンは、国内市場が頭打ちになる中、東南アジアや中国での事業を積極化させており、中国では反日暴動で店舗が破壊されたにもかかわらず、新規出店計画を着々と進めている。ベトナムやカンボジアなどでも開店に向けた準備を進めている。

カルフールは、東南アジアのいろんな国から撤退している。欧州経済も悪化している現状、調子は決してよくないはず、マレーシア事業を売却するとは同事業が赤字になっている可能性もある。それとも黒字で売却するのであれば、それほど会社の経営が苦しくなっているのかもしれない。(カルフールの大株主はルイ・ヴィトン)
欧州小売り最大手カルフールが(2012)10月11日発表した第3四半期の既存店売上高は、前年同期比0.2%増加し、226億3000万ユーロ(292億ドル)だった。中南米地域での売り上げが好調で、緊縮政策の影響が広がっているイタリアとスペインでの低迷を相殺した。フランス本国では同3.3%減少したと報じられていた。

[ 2012年10月26日 ]
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