アイコン アコーディア・ゴルフ/PGMの買収に関わる内容に疑義表明

PGMの実態はパチンコ機器メーカーの平和である。
PGMとアコーディアは共に破綻していくゴルフ場を買い漁り、両社それぞれ150ゴルフ場内外を運営している。ゴルフ場の数も売上高・営業利益もアコーディアが少し勝っている。
パチンコ業界は31兆円市場をピークに今では18兆円産業まで落ちている。
そうした中、平和はPGMを平成23年10月にTOBにより買収し、その勢いのまま、アコーディアをPGMによって買収させようと、アコーディアの株価に大きなプレミアム価格を付けて敵対的買収による公開買付をPGMは発表している。

しかし、アコーディアは態度表明こそまだしていないが、PGMが作成したアコーディアの公開買付に関わるアコーディアの経営分析資料に対して、アコーディアは真っ向からPGMの分析に対して疑問と正式見解を掲載したリリースを20日発表した。

前回もPGMがアコーディアに対して買収を仕掛けたが頓挫、今回は大きなプレミアム価格を付けて買収に乗り出しており買収株数次第では、アコーディアが、大きな第3者割当増資で対抗することも考えられ、株価は急上昇したものの予断を許さない状況となっている。

今回の前哨戦だったのか
民事再生で破綻した太平洋ゴルフクラブのスポンサーにアコーディアが決定していたが、民事再生計画が、守る会やら創る会やらの会員により否決され、スポンサー契約は反故になった。太平洋ゴルフクラブはその返す刀で債権者が会社更生法を申請、そのスポンサーに日本最大のパチンコ店のマルハンがスポンサーになることを創る会が推奨する表明する事態となっている。
マルハンはゴルフ場経営などしたこともなく、平和と裏で打ち合わせてのスポンサーの名乗りかとも思われる。2兆円超す売上高のマルハンにとって320億円以上ともいわれるスポンサー代金は痛くも痒くもなかろうが、ソウル近郊で大規模開発も計画しており、尚更、裏を感じずにはおれない。
(PGMは、アコーディアの半数の株式を公開買い付けすると表明しており、その買収総額は320億円程度となる。太平洋ゴルフクラブのスポンサー代と金額(創る会が表明している金額)まで一緒。
もしも今回の敵対的買収に対して、アコーディアが大型の第3者割当増資をするならば、その軍資金で再度アコーディアは、太平洋ゴルフクラブのスポンサーに名乗りを上げる可能性もある。そうなれば、PGM=平和にとって何もかも遠のく可能性がある)

<PGMによる会社内容についてのアコーディアの反論>
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20121120/7s9lk9/140120121120040329.pdf

[ 2012年11月20日 ]
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