旧ボブソンの創業家が「ボブソン」ブランドを買い戻す
岡山の旧ボブソンの創業家が設立したボブソンホールディングス(岡山市、代表:尾崎博志)は22日、平成21年11月に投資ファンドのマイルストーンターンアラウンドマネジメントに譲渡したジーンズの「ボブソン」ブランドを買い戻したことと発表した。
ボブソンホールディングスは、旧ボブソンの創業家がブランドの買い戻しのために設立した会社。今後、ネット販売を12月にも始め、来春をめどに小売店などで販売を始めるという。
創業家の尾崎博志ボブソンホールディングス社長は、ブランドには思い入れがある。愛用者から復活を望む声も寄せられたため、復活を考えたと話しているという。
旧ボブソンは平成21年11月、経営悪化から投資ファンドのマイルストーンターンアラウンドマネジメントへ国内における「ボブソン」ブランドを事業譲渡していた。
それ以後、マイルストーンターンアラウンドマネジメントにより新ボブソンが東京に設立され、「BOBSON」ブランドの企画・製造・販売事業を行っていた。
しかし、東京の新「ボブソン」は、経営不振から平成23年5月負債額約7億円を抱え、民事再生法の適用申請して経営破綻。更に本年6月1日には民事再生も断念して自己破産していた。
そのブランド名を所有する投資ファンドのマイルストーンターンアラウンドマネジメントから、創業家が、ブランド名が無くなるのは忍びないとして「ボブソン」ブランドを買い戻したものである。
[ 2012年11月22日 ]
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