アイフォーンなどに搭載されるアップルのモバイル基本ソフト（ＯＳ）「ｉＯＳ」には、もともとグーグルの地図サービスを利用できるアプリがプリインストールされていた。しかし、アップルは、今年９月に公開した最新版のＯＳの「ｉＰｈｏｎｅ５」からグーグルの地図アプリを削除し、自社開発の地図アプリに切り替えた。ところが自社開発の地図ソフトは、オーストラリアの利用者が、灼熱の砂漠のど真ん中へ誘導され、地元警察が緊急出動するなど、ユーザーから「使えない」と苦情が相次ぎ、日本も含め全世界で問題となっていた。（アップルは中国製を売りつけられていたのであろうか）

しかし、今回の措置は、中国での劣悪環境での生産問題の放置などとともに遅すぎた感がある。奢り昂ぶりは是正しなければいずれ淘汰される。