アイコン 九州中部大水害の本格改修工事開始 日田市の河川101億円で治水事業

国と大分県は、昨年7月の豪雨で氾濫し、大きな被害が出た日田市の花月川と有田川で総事業費101億円の治水事業を始めた。
これは国土交通省の筑後川河川事務所と大分県が、河川激甚災害対策特別緊急事業の一環として行うもので、すでに測量など工事に向けた準備が始まっている。

国土交通省が管理する花月川では、流れ込んだ大量の土砂や石などが川底にたまっていることから、日田市内の全長8.7キロの全域で川底を掘削する工事が行われるほか、堤防を高くしたり崩れた護岸を補強したりする工事が行う。
また、流木が橋桁にひっかかって川の水を溢れさせた夕田橋では橋脚を伸ばし、橋が架かっている堤防もかさ上げすることで、橋のかかっている位置が高くなるよう改修される。

一方、県が管理する有田川でも川底の掘削のほか、橋の改修などの工事を行う計画。
工事期間は5年間で筑後川河川事務所は、予算を集中的に投資して河川を抜本的に改修し災害の再発を防ぎたいとしている。

[ 2013年1月11日 ]
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