アイコン 熊本県/海砂の採取禁止へ 海の濁り、海底地形変化、漁不漁

蒲島熊本知事は6日の県議会で、八代海や有明海でコンクリートに使われる海砂の違法採取が明らかになった問題について、「海の再生のためには販売を伴う採取を禁止するしかない」と述べ、民間の業者による販売目的の海砂の採取を禁止していく考えを示した。

この問題は去年11月、業者が海砂の違法採取で書類送検されたことを受けて、県が県内の6社に立ち入り調査を実施したところ、今年度までの5年間に県の認可量の2.7倍に上る量を採取をしていたことが明らかになっていた。これについて蒲島知事は、県議会の代表質問の答弁で、「長年に渡って違法採取が行われてきたことに強い憤りを感じる」と述べた。

その上で、八代海や有明海で海砂の採取が原因と見られる海水のにごりや海底地形の変化などが確認されていることを指摘し、「海を再生するためには、民間の業者による販売を伴う採取を禁止するしかない」と述べ、平成28年度から販売目的の海砂の採取を禁止とする考えを示した。
 ただ、海砂利は主に生コンの原料として使われているため、採取を禁止することで砂が不足するのではないかと懸念されており、県は他県からの海砂利の調達の方法などについて検討を進め、今月14日の県議会の特別委員会に具体的な方針案を示すことにしている。

違法海砂採取のメッカ長崎県の海砂業者から購入すれば、いくらでも調達してくれることから熊本県の業者は問題なかろう。
海砂には、その利権にヤクザとか国会議員とか群がっている。
 

[ 2013年3月 7日 ]
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