アイコン 長谷工コーポレーション/3月決算 増収増益 受注状況付き

同社は過去瀕死の重傷を負い、今では分譲マンションの企画・建築・販売代理に徹しており、販売リスクを抱え込まないビジネスモデルを採用している。
当期の分譲マンション新築工事の受注は、首都圏で200戸以上の大規模物件15件を含む95件、近畿圏で200戸以上の大規模物件7件を含む33件、東西合計で128件。
完成工事は、分譲マンション117件を含む計132件を竣工させている。
設計施工業務部門の売上高は3,144億円(前期比1.6%増)となったが、協力業者の労務費の高騰などにより完成工事総利益率が低下したことにより、営業利益は212億円(同▲5.8%減)となっている。
ほか不動産関連事業、住宅関連サービス事業など省略。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
1株益
10年3月期
420,382
17,118
14,165
5,814
 
11年3月期
440,429
23,327
19,138
10,137
 
12年3月期
500,929
21,615
18,199
11,242
7.05
13年3月期
558,919
24,329
19,976
13,064
8.34
13年期/12年期比
111.6%
112.6%
109.8%
116.2%
 
14年3月期予想
575,000
27,000
23,000
15,000
48.32
14期予想/13期比
102.9%
111.0%
115.1%
114.8%
 
・今期の一株益予想は、本年10月1日5株を1株にすることから増加している。
 
同社の工事は大型工事が多く、工期が比較的長く、3月までの受注残で見る限り、前年と殆ど変わっていない。何か気になり過ぎる消費税増税前の分譲マンション建築特需である。空振り三振か?
平成25年3月期における受注状況と受注残高
 
平成24年3月期
平成25年3月期
 
 
 
受注高/百万円
受注高/百万円
増減率
土木
官庁工事
0
0
 
民間工事
2,784
829
 
合計
2,784
829
-70.2%
建築
官庁工事
0
0
 
民間工事
265,326
271,178
 
合計
265,326
271,178
2.2%
官・民・海・別
官庁工事計
 
 
 
民間工事計
 
 
 
国内受注計
 
 
 
海外土木
 
 
 
海外建築
 
 
 
海外受注計
 
 
 
不動産事業
 
 
 
業務受託
4,183
5,745
37.3%
設計監理
8,267
8,644
2.1%
 
 
 
 
受注総合計
280,561
286,397
2.1%
2013年3月期受注繰越高(残高)
受注残高
土木
2,202
685
-68.9%
建築
280,885
276,075
-1.7%
海外
 
 
 
不動産事業
 
 
 
業務受託
3,817
4,245
11.2%
設計監理
6,029
6,555
8.7%
受注残高合計
292,932
287,561
-1.8%
土木及び建築工事は分譲マンションにかかわるものが殆ど。
[ 2013年5月 9日 ]
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