アイコン 圧倒的パワーのグーグル/定額制音楽配信サービスに参入

グーグルは15日、ネットで定額制の音楽配信サービスをアメリカで始めると発表した。定額で音楽が聴き放題になるサービスの普及が進むことになる。

グーグルは、アメリカでは月額9ドル99セント(日本円でおよそ1000円)の料金で、数百万曲から自由に選んで聴くことができるようになる。

音楽の配信は、データを読み込みながら同時に再生するストリーミングと呼ばれる方式で行うことから、曲がダウンロードされるまでを待つ時間はなくなり、また、スマホやパソコンなど複数の機器で聞くことができる。

ネットを通じた音楽配信では、アメリカのアップルが2003年から曲を購入してダウンロードする形を普及させてきた。しかし最近では、ストリーミング方式で定額制の音楽配信サービスを手がけるスウェーデンのスポティファイなどが欧米で急速に利用者を増やしており、今回のグーグルの参入で、定額料金で音楽が聴き放題になるというスタイルがさらに普及することになる。グーグルは、定額制の音楽配信サービスを日本で行うかどうかについては明らかにしていない。

ユーチューブとの兼ね合いが問題となろう。情報後進国の日本で導入されれば、日本の著作権組合は音楽に関しては必要なくなる。

今のままでは著作権ばかり主張しても肝心の音楽を人がダウンロードしてくれない限り、音楽の世界は狭くなるばかりか、先々ミュージシャンの生活も奪うことになる。音楽を含めた情報が飛び交う世の中、双方の利を満足させることこそ音楽の世界が拡がり、広く聴かれるチャンスとなる。時代は大きく動き変わっている。

[ 2013年5月16日 ]
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