アイコン 日本道路/3月決算 増収大増益 受注状況付き

清水建設系の道路工事会社である同社は当期について、次のとおり説明している。
建設業界の 経営環境は、政府建設投資は国の直轄・補助事業費、地方単独事業費ともに増加し、また、民間非住宅建築投資や民間土木投資も増加するなど民間需要も底堅い 動きとなり、建設投資全体では6.4%増の44兆3,500億円となる見通しであることから、総じて堅調に推移した。

このような状況下、当社グループは受注機会の増大のため積算・提案・情報収集等の総合力強化を図った結果、工事受注高は1,149億45百万円(前期比▲0.2%減)、工事売上高は1,123億42百万円(同5.9%増)となり、製品等を含めた総売上高は、1,421億75百万円(同5.8%増)となった。
利益面は、建設事業の営業・施工各段階におけるプロセス管理の徹底による利益率の向上、また、製造・販売事業における適正販売価格の維持と事業規模の確保に努めた結果、売上総利益は141億27百万円(同16.6%増)、営業利益は59億76百万円(同43.1%増)、経常利益は66億37百万円(同56.9%増)、当期純利益は38億94百万円(同82.6%増)となったとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年3月期
 
 
 
 
11年3月期
127,029
3,840
3,801
2,070
12年3月期
134,410
4,175
4,229
2,132
13年3月期
142,175
5,976
6,637
3,894
13年期/12年期比
105.8%
143.1%
156.9%
182.6%
14年3月期予想
145,000
6,000
6,000
3,200
14期予想/13期比
102.0%
100.4%
90.4%
82.2%
 
2013年3月期における受注状況(前期比較)
/百万円
平成24年3月期
平成25年3月期
増減率
アスファルト舗装
76,110
77,142
1.4%
コンクリ舗装
6,592
2,259
-65.7%
土木工事
22,951
23,314
1.6%
建築工事
525
1,771
237.4%
106,178
104,486
-1.6%
製品部門
24,060
24,734
2.8%
その他
147
302
5.4%
合計
130,385
129,522
-0.7%
2012年と2013年3月期末受注繰越高(残高)
/百万円
平成24年3月期
平成25年3月期
増減率
アスファルト舗装
25,598
28,169
10.0%
コンクリ舗装
5,315
3,784
-28.8%
土木工事
8,158
9,370
14.9%
建築工事
55
934
1593.5%
39,126
42,257
8.0%
製品部門
 
 
 
その他
 
 
 
合計
39,126
42,257
8.0%
 
<主な受注工事>
国土交通省 東北地方整備局/内郷地区舗装工事 福島県
仙台市/青葉通線再整備工事 宮城県
本州四国連絡高速道路/ 平成24年度坂出管内橋面防水他工事 岡山県~香川県
中日本高速道路/舞鶴若狭自動車道 三方IC~敦賀JCT間舗装工事福井県
学校法人東邦大学/ 学校法人東邦大学(仮)新体育館新築工事グラウンド整備工事 千葉県
[ 2013年5月17日 ]
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