アイコン 世界の造船 商船発注62.7%増 2013年は中国が首位奪還 両国で75%受注

世界の造船業界の船舶受注量で11年、12年と2年連続で世界一の座を占めてきた韓国が、2013年はその座を中国に奪われる可能性があると環球時報が伝えている。

韓国産業通商資源部と韓国造船海洋プラント協会が17日に発表したデータによると、今年1~9月の韓国造船各社の船舶受注量は1086万標準貨物船換算トン数(CGT)で、世界全体の36%を占めた。

同時期の中国の造船各社の船舶受注量は1168万CGT(世界の38.7%に相当)で、韓国を82万CGT上回っている。

受注量ベースでは、韓国は07年に初めて中国に世界首位の座を明け渡し、10年まで4年連続で世界2位に甘んじてきた。その後、11年に首位に返り咲き、12年も首位をキープしたが、今年は9月までの実績で中国に逆転されており、再び2位に転落する可能性が出てきた。

ただ、金額ベースでは、韓国の今年1~9月の船舶受注額は303億ドル(約2兆9600億円)で、中国の同210億ドル(約2兆500億円)を大きく上回っており、LNGタンカーや石油掘削船など高付加価値の船舶を集中的に受注している韓国が依然として世界首位の座をキープしている。

なお、今年の世界の商船発注量は、昨年に比べ62.7%増の3022万CGTに達しており、船種別ではコンテナ船やばら積み貨物船、LNGタンカーの発注量が大幅に増加した。
一方、海洋プラントの発注量は40%以上減少しているとしている。
以上。
すでに、日本の造船業界は蚊帳の外に置かれ、今年の世界の商船の発注量が前年比62.7%増というのに、日本のドッグは閑古鳥が鳴いている。

[ 2013年10月23日 ]
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