韓国造船業界 現代重工 世界で取りまくりの結果 赤字 第3四半期
韓国造船業界は、受注急増と船舶価格の回復にもかかわらず、今年第3四半期(7~9月)の業績が不振だった。業績不振は、船舶価格が急落した2~3年前に受注した分が、今になって業績に反映されたことも一因だが、建造能力を考えずに無理に受注した海洋プラント工事が、収益性低下の要因になっていると指摘されている。
韓国造船大手2社の第3四半期の業績(決算月は12月)
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売上高
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営業利益
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純利益
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億ウォン /億円
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前年比
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億ウォン /億円
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前年比
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億ウォン /億円
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前年比
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サムスン重工業
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35,757
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-11.9
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2,058
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-36.7
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1,686
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-39.2
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円換算
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3,327
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191
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157
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現代重工業
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131,384
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-0.5
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7,316
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-63.0
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▲1,250
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7,316黒
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円換算
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12,225
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207
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▲116
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681黒
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2社に加え大宇造船海洋も韓国造船業界の3大造船企業である。
工期が長い造船業の特性上、今年の業績不振はある程度予想されていたが、市場関係者は造船大手3社の業績が予想を下回ったと指摘する。
現代重工業関係者は「欧州の財政危機で船舶価格が大幅に下落した2010-11年に受注した分が、今年第3四半期に反映され、収益性が低下した」と説明。
しかし、造船業界では造船3社の業績不振は海洋プラントの大量受注が原因だと指摘する声がある。
商船であれば、標準化された設計図に基づき、規格化された工程で建造すればよいが、海洋プラントは発注元の要求に応じ、オーダーメード型で建造される。
このため、追加費用が発生したり、納期が遅れたりするケースが続出している。造船大手3社は11年から世界的な造船不況に対処するため、経験が少ない海洋プラントを大量受注した。
海洋プラントの建造過程で、少なからぬ授業料を払っているのは事実。同時に複数の海洋プラントを建造し、工程管理に失敗したことで、赤字を計上するプロジェクトが出ているとしている。
後しばらくすれば、中国勢にこの分野は集約され、その一方で、現場作業員を各国へ送り込んでいるインドも台頭してくる。中近東ではインドの現場作業者がいなければ建設・建築できない。
韓国紙を元に作成。
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