アイコン カナダ産馬刺し偽装の寿光食品(株)をJAS法違反容疑で立入調査/熊本県

熊本県は21日、カナダで肥育された馬刺しを、県内で肥育したように嘘の表示をして販売していた馬肉卸売業の寿光食品(株)(熊本県上益城郡嘉島町上六嘉11-1)を、JAS法(優良誤認)や不当表示の景品表示法に違反する疑いがあるとして、立入調査した。

寿光食品は4、5年前から、注文が多い国内肥育馬刺しの出荷量を確保できなくなったため、カナダで肥育解体された輸入馬刺しに「最終肥育地熊本県」と虚偽の表示をして、県内や鹿児島などの食品卸売業者や飲食店に販売していた。会社から報告を受けた県は、食品の表示に関するJAS法などに違反する疑いがあるとして、21日、この会社に立ち入り調査を行った。
21日は、職員5人が、事務所などを調べ、段ボールおよそ50箱分の仕入れや販売を記録した書類などを持ち帰った。

JAS法では「最終肥育地」について表示義務はないというが、嘘の表示を行えば法律違反となるほか、不当表示を禁止した景品表示法にも抵触するおそれがある。県は、21日の立入調査の結果などを踏まえ、行政処分を行うかどうか判断する。

[ 2013年10月22日 ]
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