アイコン ICアイランド九州の終焉 TI閉鎖再就職17%

1973年に大分県日出町に進出したアメリカの半導体大手、テキサス・インスツルメンツの工場が6月を持って閉鎖されたが、離職した396人のうち、再就職先が決まった人は17%ほどにとどまっていている。
アメリカの半導体大手、テキサス・インスツルメンツの日出工場は、業績の悪化にともなって、本年6月末に閉鎖され、396人が離職を余儀なくされた。
大分労働局によると、 工場を離職した人の約9割が地元での就職を希望し、8割以上が経験をいかせる製造業への再就職を希望しているという。
大分労働局は、今後も仕事を求めている人に、なるべく希望にあった求人を開拓していくとともに、場合によっては、職種の転換などもアドバイスし職業訓練の斡旋も進めていきたいとしている。

大分市が昔、新産業都市として指定され、大規模埋め立てを実施、多くの大企業の工場が進出してきたものの、今では空き地だらけ、降って沸いたグリーン電力購入、大企業も買い手もなく負担軽減から、遊休地に大規模ソーラー発電所を計画している。完成したら、集積した場所としては日本一になると思われるが、ソーラー発電所は残念ながら雇用は生まない。
ソーラー発電所は、自治体の過去、工場誘致のために開発した遊休地や工場の遊休地に建設されており、何か、衰退した日本を象徴してしまっているようだ。
閉鎖されたTIの建屋が頑丈なら、屋根をソーラー発電所にでもするか・・・。
 

[ 2013年8月 5日 ]
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