アイコン くまモン経済効果1244億円 チャンピオン後の2年間/日銀・熊本

くまもn日銀は26日、熊本県 PR キャラクター「くまモン」が過去2年間(2011年11月~2013年10月)に熊本県にもたらした経済波及効果は1,244 億円と試算した。

<くまモン利用商品売上及び観光客増加による経済波及効果>1244億円
くまモン経済効果 2年間 /日銀熊本
経済波及効果
2011 年11 月~12年12 月
2012
2013 年1 月~10 月
合計
合計
7 億円
508 億円
729 億円
 1,244 億円
 

<パブリシティ効果>90億円
(テレビ)
テレビで放送されたニュース・番組においてくまモンが取り上げられた時間は、NHK 熊本放送局、熊本放送(RKK)、熊本県民テレビ(KKT)、熊本朝日放送(KAB)、テレビ熊本(TKU)の協力に基づいて計測と推計を行った結果、2011年11月~12月分が11時間、2012年分が49 時間、2013年1月~10月分が67時間、合計127 時間となった。
(新聞)
くまモン関連記事が新聞に掲載された面積は、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞の記事検索結果および熊本日日新聞の協力に基づいて計測と推計を行った結果、2011 年11 月~12 月分が3 ㎡、2012 年分が13 ㎡、2013 年分が16 ㎡、合計31 ㎡となった(164 ページ、朝刊に換算すると約4 日分の全紙面に相当)。
テレビ放送時間と新聞記事面積から、パブリシティ効果を試算した結果、2011年11月~12月分が7 億円、2012年分が32億円、2013 年分が51億円、合計90億円となった。
このほかに、週刊誌、フリーペーパー、ネット、全国各キー局放送など、パブリシティ効果は、上記の数倍に達するものと思われる。
有名人となった今では、知事との同行でアメリカNYを訪問するなど、海外出張も増加している。また、テディベアやスワロフスキーによる「くもモンデザイン商品」も登場している。
最近は、破れかぶれのふなッシーに押され気味だが、くまモンはそうした点では洗練されている。くまモン人気はすでに定着しており、暫くはこうした状態が続くと見られる。

[ 2013年12月27日 ]
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