アイコン 笑い話 中国の統計はデタラメ

中国の李克強首相(北京大学経済学院経済学専攻大学院卒)が地方時代に、「統計数値は信用できない。現場がすべてだ」と話していたという笑い話が伝わっている。
 
今年6月、中国の金融機関の資金不足事件が発生した、原因は、貿易の水増し規制にあった。
中国のハゲタカ企業は、香港やマカオへ輸出したように見せかけ、実際は輸出書類だけ、見返りの香港・マカオからの資金の実態は、膨大な借入金であった。そのため、貿易の輸出数値は実態とかけ大きく離れていた。
そうした、アンターグラウンド資金の流入に対して、5~6月にかけて中国当局が締め付け措置を取ったところ、一挙に資金パイプが途絶え、金融機関が資金不足に陥った。当然、貿易収支の輸出額が大幅に減少した。
世界中に金持ち華僑たちがおり、当局の検査が厳しくなった香港・マカオだけではなく、世界中の華僑やハゲタカ達から、偽装貿易書類で資金調達をまたし始めているようだ。

そうした、高利で調達した資金が、マンション開発資金や高利貸資金に回され、今では、普通の中国のサラリーマンでは、決して分譲マンションが購入できないほどの価格まで上昇しきっている。

<中国、11月の輸出額の怪>
今回また、人民元や債券利回りの上昇を背景に、中国に再び「ホットマネー=投機資金=アンダーグラウンド資金=シャドーバンキング用資金」が流入、中国の輸出に大きな歪みを生じさせていると報じている。

中国当局が発表した11月の中国の輸出額は、前年同月比12.7%増加している。前月比では、実に26%に達している(今年の4月も前月比28%増となったが、架空輸出疑惑の月であった)。
クリスマス用品の輸出は、9月~11月はじめまでが輸出期間となるが、例年のことであり、大きく跳ね上がる要素はない。一方の輸入は予想より下回り、鉱工業生産指数も予想より下回っている。
アナリストは、11月の中国の輸出は、アジアの近隣国をはるかに上回っており、異常とし、香港の数値がおかしいとも指摘している。こうした偽装取引を通じて中国に流入した投機資金によって輸出額がかさ上げされたとみている。
世界の偽装大国の中国人の叡智、中国当局の監視を掻い潜るなど、朝飯前だろう。

 

[ 2013年12月12日 ]
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