アイコン 中国 シャープ・パナソニック製空気清浄機が虚偽宣伝と  どこにも書いていない?

上海市質量技術監督局はこのほど、空気清浄機の品質安全 リスクに関するモニタリングを実施。上海の生産・流通領域から20ロットのサンプルを抽出し、上海市地方基準「DB31/622-2012 空気清浄機エ ネルギー効率限定値およびエネルギー効率等級」に基づき、製品の適用面積・待機電力・エネルギー効率比・エネルギー効率等級について検査した。

検査結果、シャープ、パナソニック、艾美特、格力電器などの7ロットの製品は、適用面積を表示しておらず、消費者の誤解を招きやすいという問題が存在した。
フィリップス、亜都、ダイキンなどの9ロットの実測値は、表示されている適用面積を満たしておらず、虚偽宣伝の問題が存在している。亜都の1ロットの製品の実測面積は、表示されている面積の半分にも満たなかったという。
(上述メーカーに韓国製品は掲載されていないが、4ロットだけが問題なかった優秀???な製品のようだ。お・も・い・や・り)

ただ、中国の国家基準は、空気清浄機の電力、リーク電流、衛生・安全性、空気清浄量(固体汚染物)、清浄性能(固体汚染物)、騒音などの技術要求を規定しているが、適用面積やエネルギー効率等級などについては規定していない。
一部の企業は、基準の不備?を利用し、製品の性能を事実通りに宣伝しておらず、消費者の誤解を招いていると中国共産党機関紙の記者は指摘している。

上海の当局は、検査結果に基づき、関連する生産メーカーに対して、品質管理の強化、事実に基づく表記、適用面積の宣伝の規範化、上海市地方基準「DB31/622-2012 空気清浄機エネルギー効率限定値およびエネルギー効率等級」を順守するよう求めている。

また、消費者に対して、まがい物がいっぱい出回っていることからか、大型売場・家電販売店・ブランド専売店、主流ECサイトなどの正規ルートからの購入を促している。

購入の際には、販売者に対してCMA認証を持つ第3者の検査報告の提供を求め、適用面積やCADR(クリーンエア供給率の国際基準)を調べるべきだとしている。

適用面積を表示していない空気清浄機については、製品のCADRに基づき計算が可能だ(適用面積=CADR×0.1)。
CMA認証:China Metrology Accreditation(中国資質認定計量認証証書)
以上、

中国の空気清浄機の市場規模は、大気汚染がますます深刻化し、米中国大使が逃げ出すほどになっており、2015年には750億元(1兆2千億円/16.92円)に達するとみられている。中国各地で煙霧大魔王が怒り狂っており、空気清浄機市場は拡大し続けている。

ところが、中国共産党の記者は、市場の競争は不十分で、価格が不当に引き上げられており、基準に不備が存在すると断定、これらの問題が、産業の健全な発展を制約しているとし、その問題の核心である技術レベルの違いには言及せず、また、中国の販売店が暴利を貪る商売方法を是正もさせず、共産党記者は問題提起している。

以上、何か分けのわからない記事だが、中国共産党系新聞中国網の記事にいろいろ書き加えた。

この新聞では、空気清浄機の性能調査で、シャープやパナソニックが、虚偽宣伝していると報じているが、記事を読むと、シャープもパナソニックも適用面積を表示していないだけであり、虚偽宣伝でもなく、さも虚偽宣伝であるかのように掲載している。

空気清浄機は、部屋の密閉度や立法面積などにより、その適用面積の性能は異なり、吹き抜けの部屋などであれば尚更のこと。一応、日本のように目安の面積は中国でも表記していると思われるが、価格は高いが飛ぶように売れる性能の良い日本製品を、タタクためにこの記者は当記事を掲載したようだ。

それより中国は、スモッグ=煙霧大魔王、当然黄砂も飛来しているだろうが、有害物質の大気汚染という問題を、中国共産党系新聞が、中国共産党独裁政権を動かすほどのキャンペーンをはって書くこともまったくない。もしも、書いたらその記者や編集長は、北朝鮮ではないが、公開処刑なみの監獄行きとなることだろう。

中国は、空気清浄機がいらない綺麗な大気になればよいことであって、問題化されて、すでに何年にもなるというのに、遅々として大気汚染対策が進まないどころか、ますます悪化している。今年の大気汚染注意情報が出され日数は、すでに過去52年で最悪日数となったと中国紙が報じている。
(2008年の北京オリンピックの時にも大気汚染は大問題となり、事前に北京および周辺の工場の操業を全面的にストップさせ、車の通行量も規制して開催にこぎつけた。それから5年経過したが、更に悪化している)

今回の記事は、遅々として進ませない日本企業同士の合併等の中国承認問題も含め、反日姿勢を際立たせてきたお坊ちゃま習均平の経済制裁の序章とも見られる。

[ 2013年12月11日 ]
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