アイコン イトゥにキャンプ地決定 サッカーW杯ブラジル大会 日本移民多いサンパウロ近郊

来年のサッカーワールドカップブラジル大会に出場する、日本代表の大会中の拠点となるキャンプ地が、サンパウロ郊外の「イトゥ」に決まった。
「イトゥ」は、ブラジル中部のサンパウロから、約100キロ離れた人口16万人の街。
拠点となる「スパ・スポーツ・リゾート」という施設は、敷地面積が約14万平方メートルあり、宿泊施設のほか2面のサッカーグラウンドを兼ね備え、地元ブラジルのクラブチームのキャンプ地にもなっている。
日本サッカー協会では、施設側には選手の疲労回復をはかるため新たに建設している宿泊施設の各部屋に、日本人ならではのバスタブを設置するよう依頼しているという。

イトゥは、日本の1次リーグの初戦の会場レシフェとは約2100キロ(東京から台北2100キロ)、第2戦のナタルとは約2300キロ、第3戦のクイアバとはおよそ1300キロ離れているが、周囲から隔離され、選手たちが集中して練習できる環境が確保されていることや、空港まで車で30分ほどの距離にあることなどを考慮してキャンプ地に選んだ。
日本代表は、ワールドカップが開幕する1週間ほど前にイトゥに入り、大会に向けた調整に入る予定。
ザッケローニ監督は、今月6日にブラジルで行われたワールドカップ組み合わせ抽せん会に合わせて、今回、キャンプ地に決まったサンパウロ郊外のイトゥを視察した。
イトゥについて、ザッケローニ監督は「いいトレーニングをするために最高の環境が整っている。郊外なので落ち着いているし、2面あるピッチのコンディションもよい。空港まで30分と近いことも大きなアドバンテージだ」と話している。
そのうえで、「暑さへの対策や、試合会場までの移動時間の長さは気がかりだが、それよりもチームとして、しっかりトレーニングを積める環境が欲しかった」と話し、移動距離よりも選手のコンディションの調整を重視したうえで選んだことを明らかにした。
サンパウロは日本移民の多い町として知られ、日本の食材が手に入れやすく、食による健康管理もできやすい環境にある。
がんばれ、SAMURAI JPAN !!

 

[ 2013年12月21日 ]
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