アイコン 新日鉄住金名古屋製鉄所で再び黒煙 徹底的な原因究明が求められる

1月17日(金)に停電のため発生した火災で大量の煙が出た新日鉄住金名古屋製鉄所(愛知県東海市東海町5丁目3番地)で20日朝、再び黒や黄土色の煙が発生した。(火のないところに煙は立たない)
 20日午前9時12分に製鉄所から消防に通報があり、消防車3台が出動。製鉄所内で何らかの原因で電源トラブルがあり、コークス炉で発生したガスを処理できなくなり、外部への漏えいを防ぐためガスを燃やし、大量の煙が発生したという。けが人の情報はない。
 煙は有毒ではないとしているが、市は20日午前9時40分ごろ、防災無線で製鉄所周辺の住民に外出を控えるように呼びかけた。
17日発生した火災と煙は18日朝まで収まり、電源も復旧、設備を順次稼働させていたという。
 以上。

同製鉄所は、17日の火災と大量の煙の発生原因を究明せず、安易に再稼動させた結果、再び、火災を起こしたものと思われる。
消防署も消防署だが、現場の名古屋製鉄所は、責任上からも再稼動させたいのが山々であるが、新日鉄本社も調査官等を派遣して、原因究明を徹底して行うべきだったろう。
17日の火災による黒煙では、消防署や近隣住民、工場に迷惑をかけ、国道も一時閉鎖に陥らせており、社会的な責任が生じている。当然、原因究明は十二分に行うべきものだが、新日鉄城下町として東海市の消防署も癒着しているのか、再稼動を即刻許可していることに再度の黒煙騒動の原因がある。

これで、名古屋製鉄所のコークス炉の再稼動は長期化し、返って損害を大きくすることになった。
 

[ 2014年1月20日 ]
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