アイコン 捏造・関与で商品価値が下がったノバルティス日本社/スイス本社調査

世界第2位の制約会社のスイスのノバルティス社は17日、日本法人ノバルティスファーマの社員が、臨床研究の規定に違反し、降圧剤ディオバンでは臨床データに関与し捏造改ざんしていた問題について調査している。
同社は、白血病治療薬「タシグナ」の臨床研究に関するデータの一部に関しても、本来は関与してはならないノバルティスファーマの社員がデータを回収、報告先の東京大学病院に届けていたと報じられている。
白血病治療薬「タシグナ」の臨床研究では、服用する治療薬をタシグナに切り替えた場合に、患者の副作用が軽くなるかどうかを調べていた。
(ノバルティス社の社員たちは、ディオバン同様、臨床データを軽くなると改ざんし、プラスしてほかの効能も捏造して臨床データを臨床の教授らに提供していたのだろう。一部の教授らは関係していたのかも知れず、自らが知らないところで改ざんに合意していたのかもしれない)

ディオバンが日本だけ突出して売れていたことは、スイス本社も当然知っており、これまで、見て見ぬ振りをしていたものと思われる。

ところが、日本法人が、臨床データ捏造・改ざんというノバルティス本体の信用にもかかわる問題にまで発展、日本法人の商品価値もなくなり、信用回復のために形だけ、調査に入ったのだろう。

100歩譲っても、スイスのノバルティス本社は、日本の現地法人のリバルティスファーマ社が組織的に臨床データの改ざんに関与していたことは間違いなく、幹部社員を全員首にし、徹底した調査の上に、再出発させるべきだ。

 

[ 2014年1月20日 ]
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