アイコン 韓国観光業界の実像 明洞の中国人観光客が日本に吸い取られる?

韓国紙は、明洞の中国人観光客が日本へ吸い寄せられたと掲載するほど、嘆き節の記事を掲載している。春節では明洞を中国人観光客が埋め尽くしただ・・・。
2013年に韓国を訪れた中国人は392万人、初めて271万人の日本人を上回った。
 
韓国マスコミは、2013年に1200万人の海外観光客が訪れ、日本はやっと1000万に達したとその優位性を書き立てた。しかし、現実は、日本からの観光客は反日報道で激減、その分中国から観光客が押し寄せ、達成した数値であった。
ただ、その中国からの観光客も昨年10月から中国で施行されたボッタクリ格安ツアーの禁止法発令により減じている。
そ れに中国人観光客は、韓国旅行に満足しておらず、逆に多くが不満を持って帰り、お・も・て・な・しが不十分であったことを韓国紙自らかが報道したばかり。 だが、不満があろうと13億人もいる中国人が対象であり、春節では、明洞を埋め尽くすほど中国人観光客が訪れ、悲観することもなかろう。
(春節では、中国人と韓国人が実際明洞を埋め尽くしている。それでもこうした記事が韓国紙から発せられており、現実はかなり減っているのだろう)

日本を訪れた中国観光客は、一昨年9月発生した尖閣問題の煽りを受け、昨年1~8月は前年同期比▲25.7%減と落ち込んだ。しかし、9月から12月までの4ヶ月間では37.9%増と急回復していると韓国紙はねたみ節の報道、明洞の中国人観光客が日本に取られたと嘆く。しかし、一昨年の9~12月は激減していたその反動でもある。

韓国へ訪れている中国観光客は、近くて安いことから訪れた新所得層が多く、格安ツアーで訪れていた客も多く、10月から中国の法改正による打撃は深刻のようである。

2013年の韓国訪問の海外観光客
韓国を訪れた台湾人は前年比0.7%減の54万5000人
日本を訪れた台湾人は同50%増の221万人。
韓国を訪れたタイ人は同3.8%減
日本を訪れたタイ人は同74%増加
香港、シンガポール、マレーシアも似た傾向。
日本を訪れた韓国人は同20%増の245万人。
韓国を訪れた日本人は同▲21%減の274万人。
昨年1~10月に韓国を訪れた外国人団体観光客は▲14.2%減の329万2420人。売上高の減少額は30%に達する。

 各国民は、もういい加減にしてと政治対立に疲れ、自由な行動を行うようになってきている。しかし、新聞やテレビは国民に密接に関係しており、対立軸を前面に押し続けるほど国民は洗脳されその行動に制約をかける。
 韓国の場合は、メディア・マスコミが横並びに加えネットまで反日一色では救われない。
一方の中国民は、情報が完全に制御された新聞やTVより、検閲が完全ではないネット上で、海外からの中国国内情報を取得する層も多く、思考の幅は広く多様化してきている。13億人もいることから、そうしたリベラル層の人たちが3%いたとしても3900万人に達し、韓国民5千万人からしてもその数は相当なものとなる。
世界各国に向け反日感情を煽り立てても、利害が絡む政治がそうであるように、思うほどの成果は得られず、その反動や反感の影響により逆効果を生む。
中国と日本の国交が、田中角栄と周恩来の両首相により樹立したときのように、過去はある程度過去にして、今後、仲良くすることが一番だと思うのだが・・・。
韓国マスコミが、李承晩の亡霊を紙面で徘徊させる限り、観光客次元での対話など気泡に帰してしまおう。日本にも言えるが・・・。
 

[ 2014年2月 7日 ]
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