アイコン 汚い中国政府のヤリ口

日本への経済制裁は、レアメタル輸出縮小を代表に、最近では経営統合や合併の承認審査まで長々と引っ張り、関係日本企業が困り果てている。
フィリピンも西沙諸島での紛争から、フィリピンから中国へ輸出したバナナが、中国通関当局により検疫を長々引っ張られ、腐れバナナとなり実質輸出できなくなった。
大津波で多くの死者を出したフィリピン台風でも見舞金は、世界第2位の経済大国と自負する割にはチョッピリの10万ドル(約1000万円)だった。その後、内外から批判され180万ドルに引き上げた・・・。

ノルウェーも大きな被害を受けている。

2012年、檻の中の民主活動家「劉暁波」氏に対して、ノーベル平和賞を授与したことから怒り心頭、2013年のサケの中国向け輸出が、通関の検疫で腐れサケにさせられ、中国でのそれまでのシェア92%が29%へと大きく落ち込まされている。
「2009ユーロビジョン・ソング・コンテスト」の優勝者の歌手アレクサンダー・ルイバクの中国ツアーが突然キャンセルに。
ビザ(査証)がなくても中国の一部都市に72時間滞在できる制度の対象国にノルウェーが除外されたりと陰湿な制裁を行っている。
なお、ノーベル平和賞の選定は、ノーベル平和賞委員会が決定しており、政府は関与していないのであるが・・・。

2009年にパラオ政府がキューバにあるグアンタナモ米海軍基地内の収容施設に拘禁されていた中国がテロリストとみなすウイグル人6人を受け入れる意向を示すと、中国からの投資でパラオ国内に建設中だった海辺のリゾート施設の工事が突然中止された。

中国が激昂するポイントは、1.ウイグル・ダライ・ラマ含むチベット民族弾圧問題、2.民主活動家含む人権問題、3.領土問題である。

ただ、アフリカのように、中国から金を搾り取る作戦の国々やパキスタン・スリランカのように経済援助と引き換えに海軍基地を提供している国、トンガ王国のように援助攻勢に事故多発の旅客機までプレゼントされたものの頼りの隣国となるニュージーランドから総スカンを食ってしまった国もある。
中国は守銭奴国を前面に押し出し、他国の心まで買収しようとしている。だが、逆鱗に触れた国や気に入らない国に対しては、その反動からか制裁を露骨に行っているのが実情だ。だんだんその露骨さに嫌う国が多くなってきている。

 

[ 2014年2月 4日 ]
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