アイコン 16万平米の熊本桜町再開発 分譲マンションは住友不動産で決定

熊本桜町再開発準備会社は5日、熊本市中央区桜町の熊本交通センター、県民百貨店一帯の再開発事業で、複合施設内に計画するホテルとマンションの事業者の優先候補を決定した。
ホテルは、リゾートホテル大手のリゾートトラスト(名古屋市)、
マンションは住友不動産(東京)。
再開発会社は今後、2社と具体的な施設や条件面の協議を進める。

再開発会社によると、昨年12月から受け付けた公募で、ホテルは5社、マンションは12社が応募。提案内容や実績を審査し、優先候補と次点候補を1社ずつ選んだ。

ホテルは、リゾートトラストが約6千~8千平方メートルを賃借し、宿泊に特化した200室程度の施設を運営。
マンションは、住友不動産が約1万1千~1万2千平方メートルを取得し、150戸程度を分譲する計画。

リゾートトラストは全国44ヶ所にホテルを展開。リゾートホテルが中心だが、東京や名古屋など7ヶ所ではシティホテル「トラスティ」も運営している。九州への進出は、鹿児島市と別府市に次いで3ヶ所目。

住友不動産は、昨年のマンション供給戸数で業界第3位の大手で、熊本県内でのマンション事業は初めて。
同社は「幅広い世代を対象に、好立地と複合施設に見合った高品質のマンションを提供したい」としている。

再開発事業は、約3.7ヘクタールの敷地にホテルやマンション、商業施設、バスターミナル、熊本市のホール・展示施設など延べ約16万平方メートルの複合施設を建設する計画。
都市計画決定は4月下旬の見通しで、2015年春から既存の建物を解体し、2018年春の完成を目指している。
事業費は約500億円を見込む。


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[ 2014年3月 6日 ]
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