アイコン 竹中工務店/12月決算 売上高1兆円台に復帰

同社は建設業界は、公共投資、民間設備投資は回復基調にあるものの、急激な需給バランスの変化により労務需給の逼迫が深刻さを増すとともに、建設物価も上昇する等、経営環境は依然として厳しい状況で推移した。
このような状況下において、当社グループは、お客様指向の徹底、法令・社会規範の遵守、安全管理面の徹底と品質力の強化、生産原価の低減等により業績の向上に努め、受注高、売上高、売上総利益ともに前連結会計年度に比して増加した。

当連結会計年度における当社グループの連結業績は、売上高が前連結会計年度比2.3%増の1兆209億円余、損益面では、建設事業において工事採算悪化に歯止めがかかったことで、営業利益が115億円余(前連結会計年度は▲13億円余の営業損失)となった。
経常利益は営業利益の向上により217億円余(前連結会計年度比72.3%増)、
当期純利益は投資有価証券売却益等があったものの、投資有価証券評価損(前期計上額10億59百万円、当期計上額96億16百万円)等により71億円余(前連結会計年度比17.0%増)となった。
 
2013年12月期の受注高 連結
 
2012/12
2013/12
 
 
受注/百万円
受注/百万円
増減率
建設事業
932,879
1,135,682
21.7%
開発事業
36,626
42,727
16.7%
その他
34,986
35,926
 
受注高計
1,004,491
1,214,335
20.9%
 
2013年12月末の手持工事残   連結
 
官庁
民間
合計
建築工事
104,417
704,430
808,847
土木工事
5,503
16,108
21,611
合計
109,920
720,538
830,458
・前期末の繰越高は6,726億12百万円
 
竹中工務店の連結決算推移
連結/百万円
2010/12
2011/12
2012/12
2013/12
売上高
1,055,498
976,612
998,381
1,020,956
経常利益
22,632
10,962
12,595
21,709
当期純利益
5,354
2,273
6,122
7,162
包括利益
-15,935
46,450
87,898
純資産額
328,092
308,135
350,884
438,468
総資産額
939,712
899,718
977,735
1,105,029
自己資本率%
34.7
34.1
35.7
39.1
包括利益:会計上の純利益に土地や有価証券の未実現利益(損失)のうち純利益 に反映されていないものを加算した利益概念。純利益+含み利益
[ 2014年5月15日 ]
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