アイコン 気になるアメリカ経済 第一四半期GDP▲1.0%マイナス

車も住宅も売れ続け、好調に推移しているように思われるアメリカ経済、第一四半期GDPは蓋を開ければ、失速していた。
ア メリカ商務省は29日、アメリカの今年1月から3月までの第一四半期のGDP(国内総生産)の改定値が発表され、寒波の影響に企業の在庫投資の落ち込みな どが加わり、年率に換算した実質のGDPの伸び率はこれまでの0.1%のプラスから▲1%のマイナスに修正した。アメリカのGDPがマイナスに転落するの は2011年の第1四半期以来3年ぶり。
これは記録的な寒波に加え、企業の在庫投資が大きく落ち込んだことが主な理由で、設備や住宅なども含めた民間部門の投資は、速報段階の6.1%のマイナスから11.7%のマイナスに拡大修正された。

このほか輸出が▲6%のマイナス、政府部門の支出も▲0.8%のマイナスだった。
一方で、GDPの約7割を占める個人消費が速報段階の3.0%から3.1%に上向き、堅調だった。
今回の結果について、市場関係者などは今のところ一時的な動きだと受け止め、4月からの第2四半期は、プラス成長に戻ると見ているが、アメリカ経済が力強い回復軌道に乗るには、企業の投資やこのところ弱い動きとなっている住宅市場の改善などが鍵を握るとしている。
以上、報道参照

こうした結果を受け、本日の円は当然円高(現在値101.53円/ドル)に振れている。ユーロはいつの間にか138円台まで円高になっている。
日本経済が立ち直らなければ、デフレに再度突入し、円高が突進することになる。
 先般の「アメリカ経済NOW」の経済指標記事を参照あれ

[ 2014年5月30日 ]
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