アイコン コンゴで別種のエボラウイルス 13人死亡 11人に症状

AP通信などは、アフリカ中部コンゴ民主共和国のカバンゲ保健相が24日、同国北西部の赤道州ボエンデで死亡した2人からエボラ出血熱のウイルスが確認されたと発表したと報道している。

 カバンゲ保健相は「医療従事者5人を含む13人がエボラ出血熱で死亡したとみられる。ほかにも11人が症状を訴えている」と語った。現在、感染者と接触のあった約80人が監視下に置かれているという。

同保健相は「この感染は、西アフリカとは関係のない感染だ」と述べたという。コンゴの赤道州ではここ数週間、エボラ出血熱と似た症状での死者が約70人出ていた。世界保健機関(WHO)は21日、病気は出血性胃腸炎だとしてエボラ出血熱の可能性をいったんは否定していたが、24日のツイッターで、エボラ出血熱と確認されたと伝えた。

なお、1400人以上が死亡するなど西アフリカで流行しているエボラ出血熱とは、別種のウイルスとみられる。

エボラウイルスの宿主にはコウモリ、サル、齧歯類とされている。そのためウイルスそのものが死滅・絶滅しないものとなっている。コウモリなどいずれも現地人が食しているものだ。

[ 2014年8月25日 ]
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