九電/虎の子のQTNetを・・・ 強化のため完全子会社化と心線の事業分割
九電は、平成12 年から、光ファイバケーブルを構築しQTNet を含む通信事業者に光ファイバ心線を貸出す、光ファイバ心線貸し事業を附帯事業として実施してきたが、厳しい経営環境や今後の電力システム改革などを見据 え、電気事業を中心としたエネルギー事業に注力していく必要がある。一方、QTNet は、当社グループにおける情報通信事業の中核会社として、当社の光ファイバ心線を活用し、光ブロードバンドサービス(BBIQ)や法人向けのデータ通信 サービスを提供しているが、競争環境の激化などにより、競争力の強化が急務となっている。
ついては、情報通信事業分野におけるグループ経営を迅速かつ機動的に実施できる体制を構築するため、株式交換によりQTNet を完全子会社化することにした。
また、その上で、本会社分割により、当社の光ファイバ心線貸し事業及び関連する光ファイバ設備をQTNet へ移管することによって、経営資源の集中化によるグループ全体としての効率的な事業運営を行うとともに、QTNet の自律的な業務運営体制の強化を図っていく。
なお、本会社分割は、連結子会社を対象とする簡易吸収分割。
以上。
九電はこれまで膨大な投資をしてきた虎の子のQTNetをまさか売却に走ることはないだろう。いろいろほかに資産価値のある本業外の事業を展開しており、そこまで求められてもそうした処理が先だろう。しかし・・・・。
経産省も東電と九電とは当然異なる対応をする。九電は、以前は経産省の模範生でもあった。
QTNet単体
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/百万円
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H24/3
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H25/3
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H26/3
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売上高
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47,485
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48,242
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50,296
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営業利益
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3,989
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3,240
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4,872
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経常利益
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3,445
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2,666
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4,590
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当期純利益
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1,946
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1,634
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3,017
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純資産
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25,799
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27,482
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30,606
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総資産
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82,010
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80,215
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80,948
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株主
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九州電力(株)96.65%(吸収前)
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(株)九電工 0.99%
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ニシム電子工業(株) 0.47%
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