アイコン 富士通/三重と会津若松の半導体工場売却へ 日の丸半導体艦隊撃沈

富士通は、三重県と福島県にある半導体の生産工場を、台湾やアメリカの企業などに売却する方向で交渉を進めている。
富士通が、売却に向けて交渉を進めているのは、三重県桑名市と福島県会津若松市にある半導体工場。
このうち桑名市の工場は、台湾の半導体メーカー「UMC」と共同で新会社を設立したあと、移管する方向で最終調整に入っている。将来、半導体の生産から撤退することも視野に、ほかのメーカーなどからの出資も受け入れる方針。
また会津若松市の工場は、アメリカの半導体メーカー「オン・セミコンダクター」に売却することも視野に入れているが、2つの工場で働く、計約1500人の従業員の雇用を維持する方向で交渉を進めているという。

日本の半導体事業は、海外メーカーとの競争で採算が悪化し、「エルピーダ・メモリ」がアメリカの半導体メーカーの傘下に、「ルネサスエレクトロニクス」が工場の閉鎖や売却を進めるなど、縮小の動きが加速している。
低コストの東南アジアなどどこでも造れるものは、日本では造れなくなっている。アメリカがそうであったように。また、そうした精度の高い製造機械が、見境なしに海外の工場へ輸出されている。
ハゲタカ経済のシステムのアメリカを竹中平蔵が真似しようにも、MSもAPPLEもシェールガスもない。竹中平蔵がアメリカの属国になれというのなら別だが・・・。

 

[ 2014年7月18日 ]
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