アイコン 1~3月の設備投資額7.4%の大幅増/財務省

財務省が2日発表した1~3月期の法人企業統計によると、金融・保険業を除く全産業の設備投資は、前年同期比7.4%増の12兆2,307億円となり、4四半期連続で増加した。
伸び率は前期の4.0%増から拡大し、2012年4~6月期(7.7%)以来、7四半期(1年9ヶ月)ぶりの高水準となった。
特に製造業では食料品、機械類の伸びが大きく、非製造業では建設業、運送業の伸びが目立っている。
 2013年1~3月期は▲3.9%減、4~6月は0.0%、7~9月は1.5%増、10~12月は4.0%増、今回の2014年1~3月は7.4%の大幅増となっている。

(別記事の掲載の)売上高も5.6%増と消費税増税前の駆け込み需要効果で大幅に増えた。収益拡大が着実に企業の投資意欲に結び付いていることを示した。
 設備投資の内訳は、製造業が6.8%増と2四半期連続でプラス。非製造業も7.7%増だった。
麻生閣下が景気は底堅いと何回も話していたが、その裏付けがこうした設備投資の増加にあったのだろう。

2014年1~3月の設備投資  /億円
産業区分
投資額
前年比
 
 
 
全産業
122,307
7.4%
製造業
41,125
6.8%
食料品
4,151
23.1%
化学
4,734
-11.3%
石油・石炭
565
27.3%
鉄鋼
2,255
-19.6%
金属製品
1,712
16.5%
汎用機械
565
43.4%
生産用機械
2,432
19.1%
業務用機械
1,878
37.8%
電気機械
3,145
5.0%
情報通信機械
3,606
-4.0%
輸送用機械
7,749
12.7%
 
 
 
非製造業
81,181
7.7%
建設業
4,826
53.9%
卸売業、小売業
13,889
2.2%
不動産業
6,383
6.7%
物品賃貸業
4,795
-0.3%
情報通信業
12,468
-4.2%
運輸業、郵便業
17,270
28.5%
電気業
7,737
-6.4%
サービス業
10,844
-0.9%
 
 
 
10億円以上
74,256
4.9%
1億~10億円
19,569
13.8%
1千万~1億円
28,481
9.9%
 

[ 2014年6月 2日 ]
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